命と快適を守るための家づくり ～耐震・断熱・防蟻、すべてがつながっている～

性能は「単体」ではなく「セット」で考えるべき時代へ

こんにちは。ふじさん住宅の阿波根です。

今回は、「耐震性能」と「シロアリ対策」はセットで考えるべきだという、
大切な視点をお伝えしたいと思います。

家づくりにおいて、「断熱性能」や「気密性能」、そして「換気性能」が
注目されるようになってきました。これらは快適な住環境をつくるうえで、欠かせない基本性能です。

そして、これらの性能は「セット」で考えることが重要です。

たとえば、高断熱の家にしても、気密が不十分であれば、暖気や冷気が漏れてしまい、
その断熱性能は十分に活かされません。同じように、気密性が高くても換気計画がなされていなければ、
空気環境は悪化し、健康リスクも高まります。

つまり、家の性能は、ひとつだけでは意味がなく、複数の性能が連携してこそ真価を発揮するのです。

そして、私たちが強くお伝えしたいのが、

「耐震性能とシロアリ対策も、切り離せない性能である」ということです。

耐震性能がどれほど高くても、構造材がシロアリに侵食されていれば、
その強度は徐々に失われていきます。構造の一部が欠けることで建物の
バランスが崩れ、耐震性は大きく低下します。

さらに構造が歪めば、気密性も断熱性も確保できません。隙間風が入り、
計画換気もうまく機能せず、空気環境が悪化し、冷暖房効率も落ちてしまいます。
つまり、シロアリ対策を怠ることは、家が持つ「すべての性能」を失わせるリスクに直結するのです。

だからこそ、ふじさん住宅では、防蟻・防湿シート「ターミダンシート」による施工を標準採用とし、
“構造の強さ”と“構造を守る防蟻対策”をワンセットで考える家づくりを大切にしています。

すべての性能がつながっている

・耐震性能があるからこそ、家が揺れに耐え、性能を保ち続けられる。

・シロアリ対策があるからこそ、その構造が長く守られる。

・断熱と気密があるからこそ、快適な室温を維持できる。

・換気性能があるからこそ、健康的な空気環境が保てる。

それぞれが独立しているように見えて、実はすべてが密接に関わりあっています。




最低限の性能ではなく、「本当に安心できる家」を
私たちふじさん住宅は、「私たちの最低基準が高性能」という信念のもと、
見えない部分の性能にも妥協せず、長く安心して暮らせる家づくりを追求しています。

「耐震性能」と「シロアリ対策」は家の骨格と生命線を守る大切なパートナー。
これをセットで考えることが、快適性・健康性・省エネ性すべてを支える第一歩です。

これから家づくりをされる皆様に、ぜひこの視点を大切にしていただけたらと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。



私たちの最低基準が高性能


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