2025年05月07日

家づくりで最も大切なのは「耐震性能」です

こんにちは、ふじさん住宅の阿波根です。

本日は、【家づくりで最も大切なのは「耐震性能」
というテーマでブログを書かせていただきました。

家づくりにおいて、「断熱性能」や「気密性能」、
「換気性能」など、さまざまな性能が注目されています。
もちろん、どれも快適な住まいを
実現するうえで欠かせない要素です。

しかし、そのすべての土台になるのが「耐震性能」で
あることを、私は強くお伝えしたいのです。

耐震性能は命と暮らしを守る基本性能

いざ大地震が起きたとき、「自分の家がどうなるか」は、
家族の命に直結します。耐震性能が不十分な家は、
自分たちの命を危険にさらすだけでなく、倒壊によって
道路や避難経路をふさいでしまい、周囲の人たちの
避難の妨げにもなりかねません。


倒壊した建物が道を塞いでいる飯田町=石川県珠洲市で2024年2月7日午前9時21分、前田梨里子撮影
https://mainichi.jp/photography/

だからこそ、「耐震等級3」は最低ラインだと私は考えています。

それだけでは不十分で、本当に安心できる家をつくるには、
構造の安全性を科学的に確認する「許容応力度計算」が欠かせません。
壁の量だけで判断する簡易的な「壁量計算」では
見えないリスクが、許容応力度計算では明確にわかります。

耐震性能を上げることが、他の性能を支える

多くの方が高気密・高断熱を望まれる時代です。
でも、もし地震で家が傾いてしまったら、
その断熱や気密の性能は一気に失われます。
耐震性の高い家こそが、断熱・気密・換気システムの
パフォーマンスを長期間維持できる土台なのです。

最低限ではなく「本当に安心できる家」を
「耐震等級3だから安心」ではなく、その裏付けとして
構造計算(許容応力度計算)を行うことが、
本当の意味での安心につながります。

命を守る家。長く快適に住み続けられる家。
その根幹には、必ず「耐震性能」があるということを、
家づくりを考えるすべての方に知っていただきたいと願っています。




私たちの最低基準が高性能


↓富士市松岡 松岡の家 分譲中‼↓

https://peraichi.com/landing_pages/view/fujisan-j/

敷地面積 216.26㎡(65.41坪)
延床面積 120.87㎡(34.56坪)
3LDK+S
耐震等級3
長期優良認定住宅




富士アセチレン工業株式会社 住宅事業部
〒416-0931 静岡県富士市蓼原44-1
TEL 0545-61-5611  FAX 0545-61-5615

ふじさん住宅 モデルハウス「庭の棲」
〒417-0001 静岡県富士市今泉1丁目13-39
フリーボイス 0120-949-376

HP https://www.fujisan-j.com
YouTube「住宅偏差値向上委員会」
https://www.youtube.com/@fujisanjutaku.koumuten
Facebook https://www.facebook.com/fujisan.j/
ブログ https://fujisanj.i-ra.jp/
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Posted by ふじさん住宅 at 07:00Comments(0)住宅家づくり

2025年05月04日

南欧の風薫る、性能もデザインも妥協しないプロヴァンススタイルの家

【お引渡し報告】

こんにちは、ふじさん住宅の阿波根です。

4月26日、T様邸のお引渡しを無事迎えることができました。
南仏の風景を彷彿とさせる、洋瓦の屋根と塗り壁(ジョリパット)仕上げが
印象的なプロヴァンススタイルのお住まいです。


※玄関ドアの違和感には触れないでください。。。
また、ここは初の顔認証システム玄関ドアです!

外観の美しさはもちろんのこと、室内にもご夫婦それぞれの
こだわりがギュっと詰まった一棟となりました。

■ 奥様のセンスが光るインテリア

内装は、弊社標準仕様の無垢床「ウッドワン ピノアース」の
アイボリー色で優しくナチュラルな印象に。
LDKは白を基調とし、明るく清潔感のある空間に仕上がりました。
中でもリビングに設置された王室のようなシャンデリアは、
お部屋全体の印象を一段と引き立ててくれるポイントとなっています。






一方で、洗面室やランドリールームはピンクや淡い紫を取り入れ、
まるで物語の中に出てくるような華やかな雰囲気に。




2階の洗面器には、パールを連想させるシェル型の輸入品を採用し
、まるで宮殿のような気品ある空間が完成しました。






■ 見た目だけじゃない、高性能な住まい

このT様邸は、外観や内装のデザインだけでなく、
住宅性能にも一切の妥協がありません。
ご主人のこだわりを反映し、見た目からは想像できないほど
の高性能住宅となっています。

・敷地面積:152.58㎡(46.15坪)

・延べ床面積:130.41㎡(39.45坪)

・断熱性能(Ua値):0.38W/㎡・K [断熱等級6]

・気密性能(C値):0.25㎠/㎡

・耐震性能:耐震等級3(許容応力度計算)

・制振ダンパー:Kダンパー(国土交通大臣認定)

・太陽光発電:マキシオン製 4.8kW (製品・出力40年保証)

・蓄電池設備:テスラ社製 Powerwall(13.5kWh)



T様邸では裏に設置しましたが、表に設置してもカッコイイですね!


性能とデザイン、どちらも譲れない——

そんなT様ご夫婦の理想をカタチにした、
こだわりあふれる素敵なお住まいとなりました。

T様、このたびは誠におめでとうございます。
これからも末永く、快適で幸せな暮らしをお過ごしください。



私たちの最低基準が高性能


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敷地面積 216.26㎡(65.41坪)
延床面積 120.87㎡(34.56坪)
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Posted by ふじさん住宅 at 19:01Comments(0)住宅家づくり

2025年05月03日

家を蝕むシロアリの正体とその対策方法

こんにちは!ふじさん住宅の阿波根です。

今回は多くの方が気になっている「シロアリ」について、
その正体から最新の対策方法までを分かりやすくお伝えします。

シロアリはアリじゃない!?

名前に「アリ」とついているシロアリですが、
実は、、、


ゴキブリの仲間なんです。
一方、よく見かける黒アリはハチの仲間。
見た目が似ているだけに驚きですね。




シロアリの種類と特徴

日本で見られる主なシロアリは、「ヤマトシロアリ」と「イエシロアリ」の2種類。


ヤマトシロアリ:5月頃の雨上がりの昼間に群飛。数千頭程度で、被害も比較的限定的。
・アリなどの天敵がきたらすぐ逃げる
・加害した湿った木材の中に生息
・快適な場所と餌を求めて集団で移動

イエシロアリ:6月頃の暑い夜に大群で群飛。数十万頭にもおよぶ集団で、被害が広範囲に及ぶことも。
・天敵に噛みついたり分泌液で攻撃する
・地中に大きな塊状の巣をつくる
・巣を中心に行動範囲は10m以上
・乾燥した木材も自分たちで湿らせて食べる

どちらも湿気のある木材を好み、地中から「蟻道(ぎどう)」という
通路をつくって建物に侵入します。
※シロアリは光や風・外敵(黒アリ・団子虫・蜘蛛など、、、)
  から身を守るために蟻道を作って地中から侵入します。
また、ヒノキは白蟻は避けるとされていますが、そこに
ヒノキしかない場合は食べてしまいます。

アメリカカンザイシロアリに要注意!
最近では、日本国内でも「アメリカカンザイシロアリ」
という外来種の被害が報告されています。このシロアリは、
日本の在来種と違い、“乾いた木材”にも生息可能なため、
侵入経路が床下に限らず、家具や輸入木材などから
直接室内に入り込むケースもあります。

しかも、この種類のシロアリは蟻道を作らず、
気づきにくいのが特徴です。そのため、
被害が発覚した時にはすでに家の中のあちこちに広がっていた…
というケースも少なくありません。

このような性質から、防除が非常に難しく、定期的な点検が不可欠です。

シロアリの侵入経路とは?
シロアリはわずか0.5mmの隙間があれば侵入できるため、
基礎の打ち継ぎ部や水抜き穴、配管まわり、玄関まわりなどが
侵入口になります。
床下の断熱材や基礎の外断熱部も被害を受けやすい要注意ポイントです。

弊社の防蟻対策:ターミダンシート施工
ふじさん住宅では、シロアリの侵入を根本から防ぐために、
防蟻・防湿シート「ターミダンシート」を採用しています。
保証期間は、業界最長の60年保証!!

このシートは、基礎工事の際に基礎と土壌の間に
バリアを張る形で敷設されます。
シート自体に忌避性(シロアリを寄せつけない)・防湿性(湿気を防ぐ)・
残効性(長期間の効果)を持たせているため、
土壌からのシロアリ侵入を物理的かつ化学的に
ブロックする優れた施工方法です。

玄関部や配管まわりなどの貫通部も専用テープやフォームで
しっかりと防蟻処理を実施!

シートが持つ忌避成分により、将来的なコロニーの形成も防止




保険が出ない場合も!?注意すべきポイント
以下のようなケースでは、防蟻保証や住宅保険の対象外になることもあるので注意が必要です。

・建物に接する花壇やブロック塀

・防蟻処理をしていない増築部分

・家の側に無造作に置かれた材木や古新聞古雑誌類


・基礎断熱と断熱材のすき間処理が甘い箇所など

まとめ:家を守るために、予防と点検が重要です!
シロアリは静かに、しかし確実に家を蝕んでいきます。
特にアメリカカンザイシロアリのように乾いた木材にも
生息できる種類は、防ぐこと自体が難しいため、
定期的な点検が何よりも大切です。

ふじさん住宅では、シートによる予防+専門的な定期点検の
ご提案を通じて、お客様の大切な住まいを長く守るお手伝いをしております。
少しでも気になることがあれば、どうぞお気軽にご相談ください。

最後にお伝えしたいこと
私たちは「シロアリ対策なき性能担保はあり得ない」と考えています。
シロアリによる被害は、単に木材が食べられるだけでは終わりません。
構造材が侵食されると、建物の耐震性能が低下します。
構造にゆがみが生じることで隙間ができ、気密性の低下を招きます。

気密が崩れると、室内に隙間風が入り込み、
断熱性能も落ちてしまいます。さらに、計画的な換気ができなくなることで
換気バランスが崩れ、空気環境も悪化。結果として、冷暖房効率が落ち、
光熱費の増加=省エネ性能の低下にまでつながるのです。

つまり、シロアリ対策を怠ることは、建物が持つあらゆる性能を
失わせてしまうリスクがあるということです。
そして、その代償として将来的なメンテナンスコストが
大きく膨らんでしまう可能性もあります。

こうした悪循環を防ぐために、私たちは防蟻・防湿シートの施工(ターミダンシート)を
必須の対策と位置づけています。最初の一手が、
未来の安心につながると信じて、確かな防蟻対策をご提案しています。

かなり長文となってしまいましたが、最後まで
読んでいただき、誠にありがとうございます。

それでは、失礼いたします。



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Posted by ふじさん住宅 at 17:17住宅家づくり